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来年夏の参議院選挙『6増』案は、ややこしい?

来年夏の参議院選挙『6増』案

よくわからないような案ですが、格差是正で合区を取り入れたために、立候補できない(徳島高知で1名なら、どの政党もどちらかの県でのみ立候補する)県が出てくる。

そこで、6増のうち『4議席』を、比例で増やすという案。この時代に『増』は、理解しがたいが、『立候補できない』となると、なるほどとも思う。

『2議席』は埼玉県選挙区。これで、一票の格差是正という。

そこで、問題は『なぜ4議席』なのか。ここに無理がありそうです。議席を増やして選挙をしなくても、現在の制度で救済はできる。しかし、当選させたい候補の得票数が見込めない(人口の少ない合区の候補である)合区は4県なので『2議席』が必要で、立候補できない2候補が比例に回ればいい。ここに『この比例に回った候補を優先当選させる、特定枠』を作ると、比例候補の『当選するはずの候補が落選する』可能性が出てくる。というか、まず落選する。そこで、これもクリアするために『4増』を考えついたのか?あまりのエゴ的な発想といえる。おごれる平家の発想。

一昔前に『ありえない得票で比例復活』が話題を呼んだ。選挙活動を全くしなくても当選した制度。

今回の案は、これに類似した現象となる。制度がややこしいため、選挙結果が出てから不合理が見えてくるかもしれない。

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