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世相をつく話

先日テレビを見ていると、興味深いドラマがありました。

大きな会社の一つの部署。社長の不正を発見する。告発かそれとも家族のために知らん顔するのか。一人の社員が告発すべきというと、帰れば家族がいる、彼女がいる。結局は告発しない空気が流れる中、ポツンと『夕べ、娘にネズミの話をしたんだ。要領よく立ち回り、嘘もついて最後には社長にまでなったんだ』と上司が言う。次の日、会社では同じ告発の話が始まるが、結論は同じ。上司がまた、『ネズミの話だが』と言い出すとあちこちから『その話はもういいよ』という。上司は『最後まで聞け』と、キツネの話を始める。『まじめに働くキツネはうそをつかずまっとうに仕事をする。悪いことは悪いという。だから出世はできず遠くに飛ばされてしまうんだ』と、そしたら娘が聞くんだ。『父さんはネズミかキツネのどっちが好き』と。『勿論キツネだよ』と、言ったよ。この話でこの部署は全会一致で告発が決まるという話。決まったところで、告発を先導していた社員が上司に聞く『ネズミとキツネの本どこに行ったらかえるかなあ』と。『そんな本ないよ』

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