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仲井真弘多知事の変貌

仲井真弘多知事が、名護市辺野古移設に賛成するであろうとの情報が流れています。

この事について、沖縄タイムズが批判した記事を掲載しています。

とりあえず、一部のみですが掲載します。

まるで別人のようだった。菅義偉官房長官が作ったシナリオの上で踊らされているパペット(操り人形)のようにもみえた。

 25日、首相官邸で仲井真知事が安倍晋三首相と向かい合っていたころ、那覇市の県庁前では、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する住民が雨に打たれ、傘を差して、悲壮感に満ちた表情で知事の埋め立て不承認を訴えた。

 だが、住民の必死の叫びは首相官邸に届かなかった。いや届かなかったのではない。知事は17日の沖縄政策協議会以来、東京に閉じこもり、県民の声を聞こうとしなかったのだ。

安倍首相は3460億円の沖縄振興予算を計上した

2021年度まで毎年度3千億円台の沖縄振興予算を確保する方針を明らかにした。

知事は「いろいろと驚くべき立派な内容をご提示いただいた」と最大級の言葉でお礼を述べた。

 知事は、辺野古を金で売り渡すつもりなのだろうか。

 来年度増額される那覇空港第2滑走路の増設事業予算は、航空自衛隊那覇基地へのF15戦闘機1個飛行隊の追加配備を前提にしたもので、県の要望に応じたというだけの話ではない。

 首相の回答は、文書ではなく、すべて口頭だった。現時点では何も決められず、文書にすると政府が縛られるからだろう。これまでも閣議決定や総理大臣談話でさえほごにされているというのに、実現の担保がない「口約束」というしかない。

 首相と知事の会談は、ほぼすべて記者団に公開した。

 会談自体よりも、会談以外のところでどのような裏約束があったのかが問題だ。知事は17日の政策協以来、首相との間でどういうやりとりがあったのかなど、県民に一切説明していない。

 仲井真知事が、ほかでもない140万沖縄県民を代表する知事ならば、包み隠さずに語らなければならない。

以上引用です。

以前、長崎を訪れた時、『消えたもう一つの原爆ドーム』という本がありますが、長崎市議会が、この本にでる浦上天主堂という建物を残す事を決め、市長は賛成する。その後、長崎市長はアメリカの姉妹都市に行き、1ヶ月くらい滞在(?)、帰国時には保存方針を変更したとのこと。

今回の知事の方針変更のニュースを聞き、長崎の出来事を思い出しました。

誰かが『沖縄は琉球王国として国になればいい。そしたらアメリカや日本の犠牲にはならなくてもよい』と、話されていました。沖縄県民の切実な思いをどうとらえているのでしょう。

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