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自治体議員の講師

私の受講したい講師のおひとり

若い方ですが、実績がすごい方。国からの評価も高く、教育行政では最先端を行く方。受講すると、受講の合間での雑談での話がまたすごい。すでに自治体の教育長にも抜擢されていて、視察にお越しいただければお受けいたしますなど言ってもくれる。興味ある方は『ペアレンツキャンプ』で、一度検索してみてください。最近のフェイスブックで見つけた活動です。転載して問題ないかと思います。

○○県の不登校の中学生の初回訪問対応へ。
訪問カウンセリング対応は初回が全て。特に我々のアウトリーチ支援では、リレーションの構築の前に登校刺激や家族関係の再構築を行うので入念な準備をして対応に入ります。そして対応中は比喩的な意味じゃなく時に命がけです。こちらも死にたくないし、子どもも死なせたくないので脳に汗をかきながら準備をします。
結論から言えば、きょうの子どもはしっかり話もできましたし泣きながら『このままじゃいけないと思ってます。戻れるならまた学校に行きたい』と言い、その後は自分の将来の夢も語ってました。
こちらのケースは1年以上お休みしているケースですので親御さんも様々な支援機関やカウンセラーにもかかりました。
教師に叱責されたことが『トラウマ』になり、学校のことを思い出したら『フラッシュバック』して不安定になるから心配…と親御さんもどこかのカウンセラーから過去に言われたことを気にしていました。
いつも思います。
なぜ、不登校支援の現場にこうも心理療法が幅を効かせるようになってしまったのか。物事は実はもっとシンプルです。
誤解を恐れずに言えば、不登校支援の現場の多くは、証拠よりも論を重んじるようなことがまかり通っています。
目の前で実際に起こっている課題を解決するためには、論より証拠を積み上げていくほうが現実的。悩んでいる親子を論で煙に巻いて結果何も変わっていない、1年もひきこもりの家庭状況で心の麻酔だけを打つような支援はいかがなものかと感じます。
私は支援の現場では論より証拠を重視します。
もちろん経験則的なデータは重視しますが、統計学的な心理学に比重はおきません。
まずはきょう、この子にとって大きなきっかけになる支援ができて良かったです。
ここから1ヶ月後の復学予定日に向けて親子ともにしっかりとサポートしていきます。
さて、日が変わるまでに帰宅できるかな…

 

すごい方ですし、ブレーンもまた一味違います。

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