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森林に野菜栽培は?どんな答弁になるのでしょうか

本日午後、通告及び発言原稿を発信して、答弁の趣旨をお伺いに登庁。

答弁書はなく、話し合いというかすり合わせを口頭ですることになりました。

空中戦は苦手ではないにしても、『ああゆうたこうゆうた』でしかありません。

そこで、発言原稿(勿論ゲラ状態)を掲載しておきますので、アドバイスなど頂けましたらありがたいです。

 

森林に野菜栽培は

3月議会での質疑

議員がカンパツへの支援について質問していますが、他市の比べてもそん色ないというやり取りがありました。

また、同じ3月議会で、『森林・林業政策の推進を求める意見書』を提案いたしました。残念ながら、多くの市町村が可決していますが、当議会では残念ながら可決には至りませんでした。多くの議会放送を視聴されていた方、また新聞などで否決を知った皆さまなどから『推進に期待』という趣旨のご支援いただいております。

林業関係につきましては

外材での価格下落、従事者の高齢化ほか、少しおおざっぱな内容ですが、『林業で生計を立てること』は並大抵ではないという観点から、今回は新たな提案を致します。

 

  • まず一点目に、パイロット事業の跡地の活用はできないものかについてお伺いします。現在、かんきつ類が特産品となっているのは、デコポンでしょうか?他の町では、値崩れしたみかんの木にゆずやすだちを接いだという手法を聞いたことがありますが、当市でのパイロット跡地の活用はどのような検討や、実際所有者の皆さまはどう活用されているのでしょうか。また、今後何らかの活用について、所有者に何らかの制約があるのでしょうかもお伺いします。

 

 

  •  二点目に、森林管理に付随した、高越山系の清水(せいすい)を商品化してはどうでしょうか。視察研修で、訪問した自治体では、結構地元の清水を商品化し、宣伝も兼ねて私たちに出してくれるケースが結構あります。勿論『当市自慢の○○山から湧き出ている水です』との説明つきです。

取水に許可が必要でしょうし、環境、成分など、問題点は多々予想できますが、過去に調査などされて断念したような経緯はあるのでしょうか?また、水源地も含めて調査をすることにはならないのでしょうか。

現在でも、多くの方々が容器を持参しわき水を持って帰っているようです。成分的にも商品価値はあるのではと、素人的に思うのですがいかがでしょうか。

 

  • 三点目に、冒頭述べましたように、現在山林は面積的割合は別として、かんぱつを行っています。かんぱつの一つの目安に、光が差し込むというのがあります。そこで、そこに農産物を作ってはどうかと思います。種類は限られますが、例えば自然薯は筒型の成長誘導、掘り出しの簡易化をはかり畑で栽培されているのが一般的かと思います。それより更に天然に近い栽培として杉やヒノキの幹を拝借した栽培は可能ではと思います。現に山林では自然に自生する光景を目にもします。自然薯生育に必要なのは光、一定の水分、そして光を受ける為の木。栽培する観点での情報によれば『海から20~30キロメートル以上離れていること』との記述もあります。下草を管理する必要はなく、『収穫時の労力を考えた場所』に植えることができ、収穫次年度は更に収穫もやりやすい。検討に値するのではないでしょうか。また、自然薯に限らずこんにゃくも可能なのではないでしょうか。鴨島町の南斜面の林の中や、美郷では畑でも育てているようです。山川町にはこんにゃくイモをこんにゃくにする会社がありましたが、残念ながら現在はありません。当時、刺身こんにゃくを作って高越の里でも販売していました。会社が閉店するという情報がありましたので、本当なのか訪問したところ『赤字ではないんですが、会社の方針で閉店するんです』と、関係者より説明を受けました。玄関にはデカイこんにゃく芋が展示されていました。全国的に、森林事業と並行した農産物商品づくりをしているケースはないかもお伺いします?『木の葉VS芋』構想はどうでしょうか?

以上です。感想などありましたら宜しくお願いします。

 

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