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木造建築の建前

組み立て中連休前半は、大工さんまがいのお手伝いをしました。5月3日の上棟式に向けて、緊張感の連続でした。大工さんの棟梁、切り組みから常に作業をしていた皆さん、左官屋さん、レッカーさんなどが相談しながらの作業でした。

一般的な工法ではなく、足場の上で組み立てて、その後に基礎に落とし込むというやり方。作業される人の全員が『こんなの初めて』と、言いながらやっていました。唯一の経験者は設計者。都会でこのような工法で図面を書いていたとか。

一般的な建前では、筋交いなどを入れて、建物の揺れを無くしていくのですが、この切り組みには筋交いがなく、釘も使わないような感じです。しかし、揺れることはなく、目測ですが、まっすぐに立っているようでした。

設計者が言うには、公金を借りることはできないとのことです。決まった量の金具をつけないと、いくら丈夫な工法でも駄目だとのことでした。

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