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産業建設常任委員会研修視察2日目報告

初日の研修を終え、当日のうちに倉敷市内まで移動。宿泊。

翌火曜日、笠岡市を訪問。

笠岡市での研修は『都市計画区域の区域区分(線引き)廃止平成21年4月1日』に関して、廃止の前後の流れや、『やってよかったのかどうか?問題点やご苦労は?』などが軸でした。

羅列的になりますが、掲載いたします。

昭和47年、区域区分を導入。都市の健全な発展と秩序ある整備に十二分に効果を発揮。

近年少子高齢化はどこも同じ。人口の6割が面積1割の市街化区域に居住。残り4割の方が、面積9割の広大な市街化調整区域に居住。

現状からして急速に市街地が拡大される可能性は少ないと予想。

このまま進めば、市街化調整区域内居住者、また、定住促進による後継者確保にも問題が。

などの経緯から、廃止を決定。

現在は、以前の1割の都心部の周り(ドーナツ現象)が開発されることになり、成果として表れている。

西には福山市、東には倉敷市と、人口の流出は必至の地理的条件があるが、人口の自然減を考慮すれば、笠岡市で居住してくれる方も増えている。

線引き廃止の提案について大きな反対意見はなかったようだ。

相続税が上がるのではとの不安もあったようだが、現実は地価が上がることはない。勿論、一般的には下落、建築されれば宅地として上がる。トータルは税収入に大きな変化もない。

以上のようなことを学びました。

ご多忙の議長、副議長さんがほぼ最後まで同席、必要時には説明までいただきました。同席いただいたのは、初めての出来事でした。

研修終了後は一路岩国市まで移動しました。

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